日本人の韓国ビザなし滞在、90日ルールと再入国の基本
韓国旅行を計画している日本人にとって、最初に確認したいのが「ビザなしで何日いられるのか」という点です。結論から言うと、日本のパスポートを持つ人は短期訪問を目的とする場合、ビザ免除(mubija, 무비자)で最大90日まで韓国に滞在できます。ただし「滞在できる日数」と「やってよいこと」は別問題です。ここでは日数の上限、入国の条件、延長の可否、出国と再入国のルールを、韓国の出入国当局(chulipguk, 출입국)や観光公社の公式情報をもとに整理します。
日本人は韓国にビザなしで何日滞在できる?
日本国籍者は、観光や短期の商用、知人訪問などの目的であれば、ビザなしで一度の入国につき最大90日まで滞在できます。これは日韓間のビザ免除取り決めにもとづくもので、いわゆる Japan passport 90 day stay limit(90日ルール)の根拠です。
90日という上限は入国した日からのカウントです。たとえば6月1日に入国した場合、おおむね8月末あたりが滞在期限の目安になりますが、正確な許可日数は入国審査時に決まり、パスポートの入国スタンプや滞在期限の記録で確認できます。
滞在可能日数や査証免除の対象範囲は、韓国の法務部 出入国・外国人政策本部が所管しています。最新の取り扱いは公式サイトで確認するのが確実です。
ビザ免除制度は、相互主義にもとづき、短期間の観光・訪問・商用などを目的とする外国人が査証(ビザ)なしで入国できるようにする制度です。(法務部 出入国・外国人政策本部の案内より)
ビザなしで入れる「短期訪問」の条件は?
ビザなし入国が認められるのは、就労を伴わない短期訪問に限られます。Korea short-term visit conditions(短期訪問の条件)として、観光、家族・知人訪問、会議参加、市場調査などの短期商用が対象です。報酬を得る労働や営利活動はビザなしでは認められません。
入国審査では、次のような点が確認されることがあります。
- 往復または第三国への航空券など、出国予定が明確であること
- 滞在期間中の宿泊先や連絡先が説明できること
- 滞在費用をまかなえる資力があること
- 入国目的が観光・訪問など非就労であること
パスポートの残存有効期間にも注意が必要です。必要な残存期間は利用する航空会社と公式サイトで確認し、余裕を持たせておきましょう。観光目的の準備や現地情報は、韓国観光公社の日本語サイトが役立ちます。
K-ETA(電子渡航認証)は必要?
K-ETA(케이이티에이, Korea Electronic Travel Authorization)は、ビザ免除対象国の渡航者に対して事前のオンライン渡航認証を求める制度です。日本国籍者は2026年1月1日から12月31日まで一時免除されており、申請せずに入国できます。
この免除は2023年4月に始まり、毎年延長されてきた暫定措置です。2027年以降の扱いはまだ発表されていないため、渡航前には必ずK-ETA公式サイトで確認してください。K-ETAなしで入国する場合は、入国カード(Arrival Card)の提出が必要です。紙のほか、電子入国申告(e-Arrival Card)なら到着の3日前から提出できます。
免除が終わった場合や、任意で申請する場合(取得すれば入国カードは不要)は、結果が出るまで通常72時間以内、それ以上かかることもあるため、早めに申請しておくと安心です。申請手数料や有効期間も公式サイトに記載されています。
90日を超えて滞在したいときの選択肢は?
ビザなしの90日を超えて韓国にいたい場合、その場で自由に延長できるわけではありません。extend stay Korea options(滞在延長の手段)は大きく分けて次の通りです。
- 適切なビザを事前に取得する: 留学なら学生ビザ、就労なら就労ビザというように、目的に合った在留資格を渡航前に取得しておく。
- 出国のための延長を申請する: 帰りの便がないなどやむを得ない事情がある場合に限り、最長30日(無料)の延長を申請できる。滞在を続けるための延長や在留資格の変更は、ビザなし入国者には原則として認められない。
- 一度出国して入り直す: ただし短期間の出入国の繰り返し(いわゆる「ビザラン」)は、入国審査で滞在実態を厳しく見られることがあり、確実な方法ではありません。
出国のための延長の電子申請や、出入国・外国人官署の訪問予約は、出入国管理のオンライン窓口であるHiKoreaで行います。ビザを取得して90日を超えて滞在する場合は、入国から90日以内に、住所地を管轄する出入国・外国人官署で外国人登録(oegugin deungnok, 외국인등록)が必要です(訪問予約制)。
大切なのは、許可された滞在期限を1日でも過ぎると不法滞在(オーバーステイ)となり、罰金や今後の入国制限につながる点です。期限が近づいたら早めに法務部やHiKoreaの案内を確認しましょう。
出国と再入国のルールはどうなっている?
ビザなし滞在の90日は、1回の入国ごとの上限です。再入国のたびに、入国を認めるかどうかは入国審査官がその都度判断します。これがKorea re-entry rules(再入国の基本)の考え方です。
ただし注意点があります。
- 短期間に出入国を繰り返すと、実質的に長期滞在しているとみなされ、入国を断られたり滞在日数を短く制限されたりすることがあります。
- 在留資格(外国人登録を伴うビザ)で滞在している人が一時出国する場合は、ビザなし渡航者とは扱いが異なり、再入国に関する別の手続きが必要になることがあります。
ビザなしの観光客であれば、特別な再入国許可を取らずに出国・再入国できますが、滞在の連続性や目的の一貫性は審査の対象になり得ます。長期滞在を目的にビザなし入国を繰り返すのは推奨されません。
帰国時に気をつけたい免税の上限
韓国旅行のもう一つの実務的なポイントが、帰国時の持ち込みルールです。K-beautyのコスメや食品をまとめ買いした場合、日本帰国時に日本税関の免税範囲を超えると申告と納税が必要になります。酒類・たばこ・香水などには品目ごとの数量上限があり、それ以外の品物には金額ベースの免税枠が設けられています。
買い物前に上限の最新値を税関サイトで確認し、レシートを保管しておくと、帰国時の手続きがスムーズです。韓国側の出国時免税店(myeonsejeom, 면세점)での購入分も、日本帰国時には日本の免税枠で判断される点に注意してください。
まとめ
日本人の韓国ビザなし滞在の要点を、数字で振り返ります。
- ビザ免除で滞在できるのは一度の入国につき最大90日
- 対象は観光・知人訪問・短期商用などの非就労目的のみ
- K-ETAは日本国籍者は2026年12月31日まで一時免除、2027年以降は渡航前に公式サイトで必ず確認
- 90日を超えるには事前のビザ取得が必要(ビザなし入国者の延長・資格変更は原則不可)で、超過すればオーバーステイ
- 再入国のたびに入国審査官が判断し、短期の出入国の繰り返しは審査で不利になり得る
制度は予告なく変わることがあります。渡航前には法務部 出入国・外国人政策本部、K-ETA、HiKoreaの公式情報を確認し、安心して韓国旅行を楽しんでください。
자주 묻는 질문
Q日本のパスポートで韓国にビザなしで入国できますか?
はい。日本国籍者は観光や知人訪問などの短期訪問であれば、ビザ免除制度により最大90日までビザなしで滞在できます。就労を伴う活動はビザなしでは認められません。最新の取り扱いは法務部 出入国・外国人政策本部の公式サイトで確認してください。
Q日本人もK-ETAを申請する必要がありますか?
2026年は不要です。日本国籍者は2026年1月1日から12月31日までK-ETAが一時免除されています。免除は2023年4月に始まり毎年延長されてきましたが、2027年以降の扱いは発表されていないため、渡航前にK-ETA公式サイトで確認してください。K-ETAなしで入国する場合は入国カード(紙、または電子入国申告)の提出が必要です。
Q90日を超えて韓国に滞在したい場合はどうすればいいですか?
ビザなし入国者の滞在延長や在留資格の変更は、原則として認められません。90日を超えて滞在したい場合は、留学や就労など目的に合ったビザを事前に取得してください。帰りの便がないなどやむを得ない事情がある場合に限り、出国のための延長(最長30日・無料)をHiKoreaの電子申請か出入国・外国人官署で申請できます。期限を過ぎるとオーバーステイとなり、罰金や入国制限の対象になります。
Q一度出国してすぐ再入国すれば、また90日滞在できますか?
再入国のたびに、入国を認めるかどうかは入国審査官がその都度判断します。短期間に出入国を繰り返したり長期の滞在が続いたりすると、滞在目的を詳しく聞かれたり、入国を断られたりすることがあります。確実な長期滞在の方法ではありません。
Q韓国で買い物をした場合、帰国時の免税の上限はありますか?
あります。コスメや食品などをまとめ買いした場合、日本帰国時に日本税関の免税範囲を超えると申告と納税が必要です。酒類・たばこなどは品目別の数量上限、その他は金額ベースの枠があるため、最新の値を日本税関のサイトで確認してください。
출처 및 인용
- [1]
日本国籍者は短期訪問目的でビザ免除により最大90日滞在できる
- [2]
日本国籍者は2026年12月31日までK-ETA(電子渡航認証)が一時免除されている
출처: K-ETA 公式サイト
- [3]
滞在延長・在留資格変更・外国人登録の予約と申請窓口
- [4]
韓国旅行の観光情報・渡航準備(日本語)
출처: 韓国観光公社 日本語サイト
- [5]
日本帰国時の持ち込み・免税範囲と数量上限
출처: 日本税関
- [6]
ビザ制度全般・オーバーステイに関する法務行政の案内
출처: 大韓民国 法務部